公演が終わって一週間が経ちました。
これが僕たちのはじめての旅公演でした。
かけがえのない出会いに恵まれ、演劇の原点を確認し、身の垢を落とすように新鮮な気持ちで帰り着くことができました。
二ヶ月のあいだ、izumiと関わっていただいたすべての皆様に感謝。
一つの劇のもとに集った仲間たちも、いまはまたそれぞれの方向へ、あたらしい風景へ、ずんずんと歩みを進めているところ。
どうか彼らの、僕たちの姿を、これからもお見守りいただけたら幸いです。
夢のはなしブログ、閉じてしまうまえに、公演中にまとめることのできなかったメンバーの声を、載せておきます。
なにせ一週間経っているものですから、ちょっぴり変形されているかもしれませんが、ここにあるのはまぎれもなく僕の胸に残った、彼らの言葉たちです。
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☆武豊町の印象を教えてください。
佐々木:まっすぐ!
大谷:地元に似てる。だだっ広い田んぼがあるところ。イズミ町のほうが密度が濃い気がする。季節がらかもしれないけどここは乾いたイメージがあるな。
岡:空が広い。武豊町好きだな。
平田:俺探検してないもんな。武豊の印象じゃないかもしれないけどさ、劇場のまわりに水が張ってあって、あの流れを見てると落ち着くね。
☆じゃあね、愛してるシーンはどこですか。
印田:町民劇団の方々が出ているシーン! これはすごかった。奇跡を呼んだよ。
加藤:ノートを読んでいるときと寝ているとき。あったかい気持ちになれる。
佐々木:歌のシーン。あとね、いちばん最後。最後の最後。
加納:物語がはじまったよ、ってところ。それから物語が終わったところ。で、あとは、アヤメと手をつないで歩くところ。のっちのピアノではじまって、のっちのピアノで終わるところが好き。
洞口:いちばん最後の、事故の現場をくるくるくる回りながらしゃべるところ。アヤメとの「約束」がかたちになっていて。お花もっていてキレイだしね。
岡:イズミとアヤメの「映画みたい」のシーン。話の核がそこにあるから、そこがきちんと押さえられているから、俺とかがほかで適当にやっても許されるよね。あとTAKE TO YOUの座長さんの「線路の向こうを見つめていると胸の奥が騒ぐんだ」って台詞を聞くと俺の胸も騒ぐ。
大谷:歌をうたうシーン。楽しいから。ふつうにカスタネットたたきながら笑っちゃうんだもん。
平田:台詞でいうと、「はなればなれになってしまう」と「思いだせないだけだよ」という台詞。
☆これから820製作所の公演でどんな芝居が観たい?
加納:観たあとで、光があふれるような、世界に光が帯びるような、いままで知らなかった何かに気づくことのできるような、世界の見つめかたが変わってしまうような、そういう芝居。
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これからも820製作所は物語を語りつづけます。
間違えながら、迷いながら、少しずつその先の風景へ、見たことのない場所へ、歩みを進めていこうと思います。
とびきりの光をわけあって、また会いましょう。
820製作所/波田野淳紘
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